「砂の塔」のように毒親に天罰が下ることは少ない
初めまして。毒っ子と申します。
現在大学4年で、編集プロダクションで修行中の身です。
なんで毒っ子なんて名前かというと、毒親と現在進行形で戦っているから。
まず、そもそも毒親という言葉を知らない人もいるかと思うので、そこから説明していきます。
毒親ってなに?
毒親(どくおや、英:toxic parents)とは、過干渉などによる児童虐待によって、一種の毒のような影響を子供に与える親のこと。母の場合は毒母(どくはは、どくぼ)、毒ママ(どくママ)[1]と称される。また、父の場合は毒父(どくちち、どくふ)[2]、毒パパ(どくパパ)と称される。毒母の別名として、モラ母(モラはは)[3]と称されることもある。
簡単にいえばこんな感じです。
この言葉は、スーザン・フォワードが著した『(原題:Toxic Parents)』 が語源だと言われています。
そこから、少しづつ浸透しはじめて、2013年頃から再度ブームとなっています。現在では、多くの本も出版されているほど。
「砂の塔」はまさに毒親ドラマ
先日最終回を迎えたドラマ、「砂の塔」はまさに毒親をテーマにしたドラマでした。虐待や不倫、ギャンブル依存などの問題を抱えた母親の子が、連続して連れ去られる「ハーメルン事件」。
そして、主人公が暮らしているタワーマンションで起きる、さまざまな問題がテーマになっています。(ネタバレなのでここまで)
虐待や不倫、ギャンブル依存というのは、まさに毒親の典型です。
そんな毒親から子どもを解放するため、毒親に天罰を下すために、犯人は子どもをさらっていきます。
子どもをさらわれた親たちは、自分の悪事が結局周りにバレてしまったりするわけですが、現実はそうともいきません。
毒親は、外面がいいことが多いです。利己的で自己中な人間が多いので、自分が不利になることは決してしません。
子どもへの仕打ちをほとんど周りに悟られないようにやってのけます。
だからこそ、子ども達はとても悩むわけです。
もちろん誘拐は犯罪なのですが、「ハーメルン事件」のように、子どもを守って毒親に悪いことだと気付かせるような機会が生まれればいいのになと切に思います。
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